予防歯科

健康な歯を維持するための予防歯科

近年、「予防歯科」という言葉を良く耳にするようになってきました。
考え方の基本は、歯が生え始める頃から一生涯の歯の健康について考えることです。
一口に言えば、「歯を削らないために予防すること」です。
例えば、ヒトにとって、10本ある手の指を1本でも失ってしまうと生活の質(QOL)はかなり下がってしまいます。
お口の中にある歯の本数は、親知らずを除き上下左右7本ずつで計28本。指と比べれば数は多いですが、それでも指と同じ体の一部です。むし歯で1本でも無くなると、バランスが崩れ、そこから負の連鎖が始まります。無くならないまでも、歯を削った時点で歯を失っていく流れに乗ってしまうのです。奥歯が1本なくなると咬む力は40%低下するとも言われています。
小さく削って詰めたものが、その部分から再度むし歯になり、今度は大きく削って型取りした詰め物になり、今度は歯が小さく強度不足になり、被せ物になり、神経の治療をし、最終的には歯を抜くことになる…
この悪い流れに、お口を持っていかないための予防歯科なのです。

歯周病予防について

歯に対してだけではなく、歯を支える歯周組織についても予防が大事です。歯周病は成人を境に、放っておくとどんどん骨が溶けて進行していきます。放置して最終的に結果として起こるのは、歯が抜けて無くなっていきます。恐いことは、ほとんどが無症状で進行することと、溶けてなくなったしまった骨は回復しないことです。
歯周病の治療をして、現状維持をすることが大前提になります。逆に治療をしなければ、悪化の一途をたどります。ということは、早いうちから予防の観点からケアをしておかないと、「時既に遅し」になりかねません。
楽しく快適にお食事をするためにも、長く自分の歯を使うためにも、今から予防歯科について、考えてみるのも良いことだと思います。
今までの「痛くなったら歯医者に通う」ことから、これからは「痛くならないように自分の歯を守るために歯医者に通う」事が重要だと考えています。

予防歯科において重要な事

予防歯科は、患者さんが主役となり、歯医者がそれを支えていく形が基本となります。
歯医者に来る回数よりも、患者さん自身が毎日お手入れする時間のほうが圧倒的に長いので、自分で行うセルフケアを継続出来るかどうかがポイントです。
それでもケア出来ない部分を歯医者でプロフェッショナルケアを行いサポートしていきます。
セルフケアとプロフェッショナルケアのどちらが欠けても、お口の健康を維持するのは難しいです。
定期的にチェックを行い、お口の中をクリーニングしていくことで、大事な歯を守り、その昨日を維持していく事が可能です。

セルフケアとは…

日頃のお手入れのことで、毎日の歯磨きや歯間ブラシなどの清掃補助器具を使って、汚れを落とすことです。
お口のお手入れをしっかりすることで、むし歯や歯周病リスクを下げることが出来ます。

プロフェッショナルケアとは…

歯科衛生士が、患者さん自身で取りきれない汚れや隠れた部分を徹底的にキレイにしていきます。どれだけお手入れが上手な方でも必ず歯石は付きますし、歯石が付くと、専用の器具でないと取れないので、プロフェッショナルケアが必要です。

当院では、以下の事を行っています。

  • 口腔内診査:歯や歯茎のチェック、細菌検査など
  • スケーリング:歯周病原菌の塊である、歯ブラシでは取れない歯石取り
  • 歯磨き指導:患者さんの状態に合ったセルフケアの指導
  • PMTC:衛生士が専用の器具を用いて歯の清掃を行うこと
  • フッ素塗布:高濃度のフッ素を歯に作用させ、むし歯を予防する処置
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